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ブライス(Blythe)とは、アメリカの玩具メーカーであるケナー社(Kenner)が1972年に製造販売した人形です。
ブライスは販売当初から人気がふるわず、あまり売れなかったため、わずか一年で生産中止となりました。
ケナー社は、スター・ウォーズ・フィギィアで一世を風靡した会社で、日本のフィギュアファンの間では有名な会社です。しかし、現在ではアメリカ玩具メーカーのハスブロー社に吸収合併されています。
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ブライスの復活のキッカケとなったのは、2000年にジーナ・ガラン(Gina Garan)というニューヨークに住むドールコレクターが写真集を出版したことが始まりでした。
ジーナ・ガランがたまたまブライスを手に入れ、そのブライスの写真をとったところ、日本人のクリエイティブプロデューサーの目に止まり、とんとん拍子で写真集が出版されたのです。続いて同年にパルコのCMのキャンペーンにブライスの人形が使われたことで、日本でも人気がブレークしました。
アメリカでも、1970年代のギミックといわれる仕掛けつきの人形のコレクターがいて、ブライスもギミックを組み込んでいて生産量が極めて少なかったために、希少価値があり人気を集めていました。
ブライスもアイギミックといわれる仕掛けがあり、頭の後ろの紐を引っ張ると、目の色が4色に変わるものです。
パルコのCMの影響もあって、本家のアメリカをしのぐ勢いで、日本でも多くのプライスの愛好家が生まれました。2004年には、アメリカのアシュトンドレイク・ギャラリーズ社が復刻版を出すまでになりました。
日本国内でも株式会社タカラ(現、株式会社タカラトミー)からブライスが販売されました。ファンの間では、オリジナルや復刻版をビンテージブライス、タカラから販売されたプライスをレプリカプライスといって区別されています。
タカラから販売されたブライスは、身長が28cmのネオブライスと、11.2cmのプチブライスの2種類があります。前者はネオブライス、後者はプチブライスと呼ばれています。アシュレット、オーブリー、サフィーなどが有名です。
ブライスの人気には、人形のキャラクターの魅力もさることながら、服やフェイスの修正をすることによってブライスをカスタマイズすることができ、自分だけのブライスを作ることができる魅力があげられます。
ブライスの自作の服をインターネットなどで紹介する愛好家も出てきて、ブライスの人気に拍車をかけるようになっています。
インターネットオークションでは、ブライスの服などが出品され、売買されるほどの人気ぶりです。
既にブライスの愛好家のクラブやウェブサイトも多数存在し、もはやブームとはいえないほどで、定着した人気を博しています。
その分、ビンテージブライスの値段も跳ね上がってきていて、十万から数十万という価格がつけられ始めています。
このようなブライスの人気は、海外にも波及する勢いがあり、今後もブライスの人気はますます高まっていくものと予想されます。